5期目の成果その17

⑰ 防災メールを活用すれば、防災に限らない広い範囲の情報提供ができることを説き、イベントのお知らせなどへの活用が始まった

⑱ さらに、防災メールは受信分野が選べない一方通行であるので、その進化形として、受信分野が選べ、より詳細な情報が得られる自治体アプリの構築を提案して実現した(公式LINE)



 防災メールはリアルタイムの音声だけで通知する防災無線放送の発信内容を文字にして登録されたメールアドレスに配信する仕組みである。
 これにより、聞こえにくい場所にいたり、市外にいたりしても文字で情報受信ができる。もちろんリアルタイムでなくても後刻見直すことができる。さらに聴力に難のある人にとってはありがたいサービスとなった。

 ローカルな情報もあるため、地区を絞って受信する機能もある。例えば、田平に住んでいる方で生月や大島の情報は不要というような方は《受信地区=田平地区》だけ選択すれば他地区に関するものは受信しないで済む。必要な分だけ受信できるわけだ。この機能も利用者にとってはとてもありがたい。人によっては「しょっちゅう受信音がなるのがめんどうだ」と思う人もいるだろうし、来たメールを読んだら「自分には関係ないことだった」ということが少ない方がありがたく、本当に自分が求める情報に絞って受信できるいい機能だと言える。

 私はそれをもっと拡大し、防災に関する情報以外に、例えばイベント情報や補助金のお知らせなど広い範囲の情報提供に使ったらどうか、という提案を行い、すんなり受け入れられ、運用が始まった。

 しかしこれで十分だとは思っていない。

 発信する情報分野が広くなるということは、受信する市民にとって「いらない分野の情報も増える」ということと背中合わせである。それを解消する策も併せて準備しないといけないというのが私の感覚である。
 そこで《受信地区》の選択と同じように、《受信分野》も選択できるようにしたらいい、という提案を行なった。

 タネ明かしをすると…防災無線と防災メールにそこまでのことを私も求めていなかった。防災無線/防災メールの限界だ。それよりも新しいSNSなどの機能によって実現するようシフトするのが正道だと思えばこそ、そちらに導くための問題提起であった。

 一方で、当時「ひらどナビ」という中途半端なスマートフォンアプリがあった。公民館など(数か所の)公共施設がどこにあるか(だけ)を示してくれるアプリであった。これの見直しも必要だから、その課題も指摘した。

 これにより、いろんな分野の情報を「防災メール」でも「ひらどナビ」でもない新たな総合サービス対応のSNSアプリに移行する道筋ができた。方針がめでたく導けた。
 ちなみに防災メールについては市HPの同一内容に関するページのURLを貼り付けたものにすれば今後とも有用なものとして評価されるのでそれも提案している(実現はしていない)。


 あとは実装して利用者登録を増やすことが課題となる。
 公式LINEが実装されたのはこのページを読まれているリテラシの高い皆さんならご存知だろう。

 運用を続ける中で改善を続け、よりよいものに改良することを期待している。おのずと利用者登録も増えるはずだ。