5期目の成果その25

移住補助金(祝い金)はもらえれば嬉しいだろうがそれで移住先を決める人はまれ。安易なバラマキ合戦は自治体間のゼロサムゲーム。移住の決め手は平戸の魅力につきる。住民満足度を高める事業を第一義に考えるべし!



 平戸市には『平戸市移住定住環境整備事業補助金制度』があることは㉔でも述べた。
 移住者獲得のために多くの自治体が移住のお祝い金や住宅取得補助金など、あの手この手でニンジンをぶら下げている。
 本市も細かにルールが決められていて、それがよそより高いだ安いだという議論になることがままある。

 私は「これが5万円高いから平戸を選んだり、5万円安いことを理由に平戸を除外することはマレ」だと思っている。少なくとも私が移住する立場であればそうだ。つまり私はその自治体に住みたいのであって、お祝い金や奨励金は「あ、もらえるんならもうけ」ぐらいの裏ドラ(麻雀用語です)のようにしか思わないからだ。

 「私はその自治体に住みたい」と思ってもらえることこそが大事だと思う。

 (この補助金制度があってもいいんだが、)そのためにも組織的な定住戦略と窓口業務の注力度を上げること、移住後の相談体制などが不可欠だと思う。本市のこのような仕事は現場最前線には会計年度任用職員の方が配置されることが多い。しかし、専門的にやってもらうためには正職員で担うのが望ましいと思う。定住支援策で名をあげている自治体にいくつも学ばせてもらったが多くには定住専門にめらめら燃えているスーパー公務員がいる。


 また、移住定住のことを「人は住みたい自治体に脚で投票している」と比喩的に表現することがある。
 まさに、それだ。結局、人は魅力的な住みごこちの場所を求めているのだから、魅力的と思ってもらえるまちづくりが必要ということになる。
 我々議会が承認して使っている予算が本当にそのような改善に使われているのか、もっともっとシビアに見ていく必要を痛感する。

 永遠の課題だ。