5期目の成果その38

討論したい場合は事前通告する取り決めだが、当日の委員長報告を聞いて判断する手順や意義と矛盾するし、自由な議論を阻害するので撤廃すべし


 議案審議のための一般的な手順は以下のとおり。
【本会議】
  1)議案上程、議案説明
  2)議案質疑
【常任委員会】
  3)議案審議
【本会議】(一般に会期最終日)
  4)常任委員会付託結果を委員長報告
  5)委員長報告への質疑
  6)討論
  7)採決

 この手順からわかるように、6)の討論は「議案の内容をよく理解し(1~2)、常任委員会での専門的な検討結果を踏まえ(3~5)、議員自らの賛否の意志を表明し、他の議員らへの賛同を求める」ためのものである。
 つまり4)5)までしっかり進めた上で賛否の意志を固める手順になっている。

 しかし、平戸市議会の申し合わせでは「討論を行いたい議員は採決前日の正午までに議長宛てに通告すること」となっている。つまり、当日の5)まで聞いた上で「自分の意見を表明したい」と思っても時すでに遅し。また他の人の討論内容を聞いた上で主張したくなっても発言権はない。

 これは…過去に討論を使って議案に関係ない施策などについて言及を始める悪用(!)を再三行う議員がいたため「討論通告制」が採用されたのであった。

 しかしこれって問題解決になっていないですよね。

 やはり「討論のライブ感」こそが議会の醍醐味だと私は思っている。他の自治体では議案質疑すら事前通告制を採用するところがある。事前通告の報酬は予定調和。議会はそれでいいのか?